賃貸情報の確認ポイント

賃貸情報で注目すべきなのは、間取り、設備だけではありません。見落としがちですが、築年数はかなり重要なポイントです。特に1981年は基準になり得ます。というのも、耐震基準が更新されたのが1981年だったからです。諸所に気に入ったところがあっても、その物件を選んで地震に遭遇すれば不幸としか言いようがありません。ですからきちんと築年数を確認する作業が大切になります。但し、1981年以前であっても、所謂耐震工事が行われている物件もありますから、その点は担当者に確認しておきましょう。さて、前の物件を出る日、出る必要がある日は決まっているわけですから、入居日がその日を越えてしまうと大変なことになります。良い物件が見つかっても、その物件の入居可能日が数か月後だというケースも珍しくありません。ですから引っ越しのタイミング、スケジュールも確認しておく必要があります。他の注意点としては、賃貸物件を探す時のパートナーである不動産会社の選択も重要です。彼らは確かに賃貸のプロではあるのですが、客として条件を上手く話さない限り、上手に探し出してくれるとは限りません。来店したらすぐに賃貸の条件を整理し、それを伝え忘れないようにしましょう。初めての人は気後れして中々話せないかもしれませんが、失敗したら結局後悔するのは自分自身です。不動産会社は仲介者ですから痛くも痒くもありません。その点を忘れず、少し強引なくらいに条件を突きつけましょう。彼らのプロですから、要望にはなるべく応えようとしてくれます。筆者我お勧めするのは、幾つかの不動産業者を回ることです。そうして比較検討すれば、自分にぴったりの業者を選ぶことができます。