連帯保証人

トラブルを回避するための方策を練ることは、間接的に良質の借り手を引き寄せます。管理会社やオーナーのことが信用できると感じる人が集まるからです。ですから先手を打つ意味で、必ず連帯保証人は付けてもらいましょう。

外国人に連帯保証人を要求するのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、実は連帯保証人のいない人には物件を貸し出せないと決まっています。ですからどんなに空室を埋めたくても、その外国人が信頼に足る人でも、連帯保証人を要求しなければならないのです。

ただこの保証人制度は日本独自のものですから、外国人には一から説明しなければなりません。どうしても連帯保証人が見つからない時は、代わりに保証会社を紹介してあげましょう。

最終的に保証会社が断ったら、その物件を貸し出すことはできません。いままで外国人に部屋を貸す時の注意点をお話してきましたが、一方で国籍の違いを理由に異なる扱いをすることは認められません。それは差別だと捉えられるからです。